イラストレーターになろう!

イラストレーターに必要なこと


イラストレーターになるために必要なのは、とにかく「人に頼まれた絵を描く」ことです。まだお金をもらえる程の技術がなければ、ボランティアから始めるといいでしょう。
当たり前ですが、どんなイラストレーターも、最初はボランティアで絵を描いています。学校や、家庭、地域などで、です。こうしたボランティアを繰り返して、周囲の信頼を得て、実力もたくわえていくうちに、ビジネスとして声がかかり始める、という風です。
そして、繰り返しになりますが、この時大切なのは、「自分が描きたいものを描く」のではなく、「相手が望んでいる絵を描く」ことです。

もちろん、「それがイラストのあるべき姿」というわけではありませんが、「イラストレーター」になりたいのであれば、相手が望んでいるものを描くことが必須です。イラストレーターの世界は、相手が望んでいる絵を描くことがすべてです。「自分の好きな絵を描きたい」というなら、別にイラストレーターになる必要はないのです。
一人で趣味で描いていればいいし、人に見てもらいたければ、ネットで発表すればいいのです。実際に、そこから人気が出てプロになったという方も見えます。
もちろん、基礎的なデッサン力や、各種の画材を扱う力、フォトショップなどのソフトを使いこなす力も、ある程度は要ります。が、これらの力が一番磨かれるのも、「相手が望むものを作ろうとしている時」なので、やはりそれを心がけて、ひたすら現場に出ていくのが一番なのです。
もちろん、それとは別に、自分の描きたい絵を描くのはとてもいいことです。頼まれた仕事の合間のリフレッシュに、描きたい絵を描いて、その技術をさらに仕事につなげていきましょう。